Interview 参加者の経験談

足立 伸也

0から1を作って世に広めていくことの核心に触れた期間でした。

会社員 (参加当時)

足立 伸也さん
774第2期参加者

ー774に参加しようと思った経緯を教えてください。

実は5, 6年前にある占い師の方に53歳で起業すると言われたことがあって(笑)。そのことが頭の中にずっと残ってたんです。自分の中で、いつか事業を作ってそれをやっていくんだろうな、というのはずっとぼんやりと思っていました。そんな中、ある人のSNSの投稿で774を見つけました。起業、0から1を作るであったり、チームでアントレプレナーシップを目指そうとか、参加者の多様性、スペインのジョンさん、グローバルな知見、コーディネーターの方々のサポートなどがあることを見て、これは面白そうなプログラムだなと思いましたね。そして774のプログラムを見てみて、実際に自分の力でゼロイチをやってみるという経験をしたいと思い、参加を決めました。

ープログラム期間中に印象に残った出来事は何でしたか?

プログラムの初日からインタラクティブ感がすごいなと思いました。チャット上での積極性であったり、参加した仲間の熱意を感じました。それぞれが思ったことを気軽にやって、良いものを作っていくのが774であると、最初から印象強く感じました。また、チームでアントレプレナーシップを育むということで、初めて会った人とチームを組んで商品・サービスを生み出す経験の中では、本当に様々な事ありました。結果的に今も活動を続けていますが、その理由はチームメンバーで沢山話し合った点にあります。それぞれ何を大事に、どういったことをやっていきたいのかってというところを話し合い、本音が言えるまでの関係になれたことが影響しています。
それは長い時間を一緒に過ごしたっていうのもありますし、言っても大丈夫かなと、思えたところまでたどり着けたという所にあると思います。全く知らない人たちが出会って、チームでペースを考え、動き、続けていくという点で学びが非常に大きかったなと思いますね。

ー774に参加したことで得たことはなんですか?また、774の参加前後で自身の変化などあれば、教えてください。

一つは起業に対するハードルが下がったということです。ゼロからイチを生み出して、実際に世の中に、その生み出したものの価値を届けて、お金を頂くという一連の流れを学びました。起業に対する心理的なハードルだと思うんですけど、それが非常に下がったと感じるようになりました。また、何のために起業するのか、自分なりの答えが見つかったと思います。お金を稼ぐというのはあくまでも結果であって、実際に考えた商品のコンセプトを人に伝えて、理解して貰い、より良いものを届けていく。その一連の流れの中で、すごく温かい気持ちになれたんです。0から1を作って世に広めていくことに関して、すごくを大元になるような核心まで得ましたね。

もう一つは、 自分の中で、他者との関係における「妥協」の概念が変わりました。みんなで決めて動くっていう事はすごく大事で大切にしたい一方、やるべきだなと自分が本当に思った事は、チームの中でたとえひとりになったとしてもやり切ると、腹を決めてやることは大事だなと感じました。やったほうがいいことを素直に言って、それをやりきった方が結果的にもいいんじゃないかっていうことに気づけたんです。それが今回774でチームで活動して、得たことでした。

ー774への参加を考えている方へメッセージをお願いします。

私は本当に参加して良かったなと思っています。何が得られるかわからないっていう所にこの774の価値があると思っているので、なんか面白そうだなって思ったことがタイミングだと思います。ぜひ飛び込んでみていただければと思います。本当に、774期間中色々と悩むと思うですけど、悩んだことも含めて、皆さんの力になるって言う事は、私自身の経験からも確信しています。悩むことも非常に楽しみながら、774で過ごしていただけると良いと思います。